パソコンが使えない団塊世代以上の高年齢層を「デジタル・デバイド」と呼ぶが、第二のデバイドが出現したという。それは20代の若年層である。誰しもまさかと思うが、高額のパソコンを持たない彼らは、インターネット利用を安い携帯電話で済ませてしまう。
ネットレイティングスの調査によれば、2000年4月から06年までの6年間でPCサイト利用者が、20代の利用者が劇的に下降線をたどり、直近では50代とほぼ同じ(12%弱)になってしまった。これまでの常識を覆すような数値で、グラフで見るとその下降ぶりにショックを受ける。
携帯電話のネット機能向上が著しく、ブラウザーの高機能化、音声や動画が見られる「フラッシュ」にも対応、3つのサイトを切り替えて閲覧できる「タブブラウズ機能」などPCと遜色ないところまで向上してきた。
もちろん携帯より不便な点もまだ多く、小さな文字は40代50代には目に厳しい。キーボードに慣れた世代には「携帯での親指入力」もきつい。
しかし20代にはいずれもハンデとならない。逆にキーボードが使えず、その為「携帯型キーボード」が登場するという現象まで起きている。
この事実は、特に20代を顧客にしている企業は、マーケティングの対象をパソコンから携帯電話にシフトしていかなければ生き残れない可能性を示唆している、と思う。パソコンによるネットショッピングも携帯電話が主流になるかもしれない。
この動向をいち早く察知したアップルは、「iフォン」を発表した。
アメリカでは爆発的なヒットとなり、携帯電話の売り上げがおちているという。これは携帯電話の業界に激震が走るかも知れない。
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